認知症と活性酸素

先日東京で勉強会があり、久しぶりに出席してきました。

どうして認知症になるかという、難しい話です。

脳細胞のミトコンドリアでエネルギーが造られる時、大量の活性酸素が発生するが、その活性酸素によって様々な細胞がひどい攻撃を受けることになります。

40歳ごろから少しずつ脳の中にベーターアミロイドができ始めます、そして20年ぐらい経つとそれがかなり増えまます。脳の中のゴミのようなものです。活性酸素はそれらを集め、たちの悪いベーターアミロイドの塊をつくります。

そのころになると脳の中に別にタウタンパクが発生し始めます。タウタンパクはそれ自体は害はありませんが、たちの悪くなったベーターターアミロイドから発生する活性酸素にもキズつけられトゲのようなものができてしまいます。

そうするとタウタンパクを通って脳神経細胞に栄養を送れなくなり、神経細胞が死滅してしまうということになります。

これが認知症の始まりというこです。

また、活性酸素が大量に増えた場合は、活性酸素自ら、活性酸素を処理する穴のようなものを破壊し、塞いでしまうようです。

活性酸素、人間にとって、とても厄介なものですね。

これは認知症を活性酸素から考えた場合のことです。

 

2015年11月24日
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heiwa

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