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漢方療法
漢方療法の身体づくりは以下のことが中心になります、3,4か月がひとつの目安です。
中医学では周期療法といって生理周期の、生理期・低温期・排卵期・高温期にあわせて異なる漢方薬を考え、身体づくりをしていきます。

1.補腎:卵巣の働きを良くして卵の発育を助ける(低温期)
黄体の働きを助け、高温を維持する(高温期)

2.養血:血液を増やし、身体を温める(全周期)
ホルモンのバランスを安定させる
身体と心を強くする

3.活血:排卵をスムースに行わせる(排卵期)
月経時には古い血をしっかり排泄する(生理期)
子宮の血流を良くし、子宮内膜を厚くする

4.気滞:ストレスによるホルモンのアンバランスを緩和する(全周期)

※、基礎体温表の周期を整え、妊娠しやすい二相性のパターンに近づける

※、男性は、補腎、活血、気滞、養血、などで勢力増強や精子の働きを高める

よく使われる、中成薬・漢方薬
鹿茸大補湯参茸補血丸杞菊地黄丸婦宝当帰膠冠元顆粒冠心逐瘀丹霊田七水快宝爽月宝逍遥丸加味逍遥散半夏厚朴湯温胆湯
ストレスは妊娠の大敵
精神的ストレスや肉体的ストレスを受けると、過剰な量の活性酸素を発生します。この過剰な量の活性酸素は、細胞を傷つけ、卵胞・卵子の形成を妨げたり、子宮内膜を薄くするなど生殖細胞に悪影響をおよぼします。
亜鉛とセレンは、活性酸素から卵子を守ります
卵子を傷つける活性酸素は、妊娠の大敵です。
身体では、活性酸素を消去するSODなどの酵素が活躍しています。
酵素が活性酸素から卵子を守るためには、亜鉛・セレン・鋼などのミネラルが必要です。
女性ホルモンの働きを良くし、厚くふくよかな子宮内膜をつくりましょう
受精卵がしっかりと着床するためには、厚くふくよかで柔らかく粘膜が潤った子宮内膜が必要です。この潤いのある厚い子宮内膜は、女性ホルモンである卵胞ホルモンと黄体ホルモンの共同作業によってつくられます。
女性ホルモンの働きを支えているのが、亜鉛・セレンなどの必須栄養素です。