うつ病の診断の難しさ

病院の診断でしばしば間違うのは、うつ病とⅡ型躁うつ病です。

それは、Ⅱ型躁うつ病の躁の症状の期間が極めて短い時があり、またそれが極めて軽い症状だと、長いうつの症状から判断して、うつ病と間違わられ、うつ病と診断されてしまいます。これは本人の情報がはっきりわからない状況では、仕方のない診断ともいえます。

しかし、1年も2年もうつ病の薬が効かなければ、他の疾患の可能性も考えるべきで、うつ病の薬の出しっぱなし、さらにまずいのはうつ病以外は考えず、薬がどんどん増えていく、そうなると病気の症状なのか、薬の副作用なのか解らなくなってしまう。それではまずいと思います。

それでも、この難しいうつ病から立ち直り、仕事に、学校に戻って行く方もたくさんいます。

当店では、漢方療法、栄養療法で回復される方、そしてそれらを利用しながら仕事に頑張っている方もいます。勿論病院の薬と併用される方も多いです。

2015年9月2日
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heiwa

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