血管力

しなやかで弾力がある血管、サラサラと滞りなく流れる血液、そして血液をスムーズに巡らせる力を「血管力」といいます。

血管は加齢とともに老化が進み、血液もドロドロしてきます。こうした状態を放置していると、やがて心筋梗塞や脳梗塞、脳内出血、脳血管性認知症といった様々な病気を招く要因になってしまいます。

中医学では、血管力の低下した状態を「オ血」といいます。そしてその予防と治療にすぐれた中成薬・漢方薬がいくつかあります。何年も継続して飲まれている方がたくさんいますが、この方たちが大きな血管の病気になるリスクはかなり低いと思われます。

あらゆる健康管理をしているはずの、皇后様も先日、「虚血性心疾患」という心筋梗塞になっていく心配のある心臓の病気がみつかりました。この病気の予防はだれでも十分にしておかければいけないでしょう。

それから、血管・血液の病気は、意外にも冬より夏の方が多いようです。暑さによる体内の水分不足、疲労(特に心臓などの内臓)・夏バテも大きな原因の1つと思われます。

まだまだ暑い日があると思います。十分に注意して過ごしましょう。

 

2015年8月20日
コメントはこちらからどうぞ!

heiwa

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。