起立性調節障害  Ⅱ

脳の中で視床下部が自律神経のコントロールをしています。
さらに視床下部は内分泌(ホルモン)系もコントロールし、免疫系にも影響を及ぼしています。

つまり脳(脳細胞)が健康でなければ、自律神経もバランスが悪くなります。

脳(脳細胞)が健康であるということはどういうことでしょうか。

それは脳の血流を良くして、質の良い栄養素・酸素を脳に送り届けることです。

脳の血流が悪いと細胞の寿命は短くなります。アミノ酸・ミネラルなどの栄養素が脳内で不足すれば、活性酸素を除去している酵素が十分に作られないし、十分に働きません。細胞はどんどん活性酸素に壊されていきます。

また脳内物資、セロトニン・ドーパミン・ギャバなどもアミノ酸・ミネラルから作られるので、十分な材料がなければやはり不足しやすくなると思います。

脳の血流を良くして、さらに脳に栄養素を届けるのは、自律神経のバランスを良くするためには必要不可欠なことなのです。

それは起立性調節障害の治療においては大きなポイントになると思います。

2017年3月8日起立性調節障害  Ⅱ はコメントを受け付けていません

heiwa