認知症 Ⅱ

認知症の種類

〈現在は次のように考えられています。〉

1、変性性認知症
   イ、アルツハイマー:アリセプト(効果は安定していない、副作用にも注意)
   ロ、前頭側頭葉変性性;アリセプトは効果がない、かえって副作用が出る、
              対症療法(抗うつ薬等)
   ハ、レビー小体型認知症:アリセプト

2、血管性認知症:血栓を溶かす薬

3、混合型認知症

4、その他の認知症

アルツハイマーと前頭側頭葉変性症の患者数は、現在はほぼ同じくらいといわれています。
しかし、実際の現場ではほとんどがアルツハイマーの診断、アリセプトが処方されて
います。(地域差があるようですが)

最もよく使われているアリセプトを他の認知症に誤って使うと、深刻な副作用が生じる
こともあります。
実際に、認知症の種類の診断を間違える可能性が非常に高く、それは治療自体が非常に
困難になるいうことでもあります。
治療の初めから間違えているわけですから、その後どのようになるか空恐ろしい話です。

2015年3月9日
1 コメントがあります!

heiwa

One thought on “認知症 Ⅱ

  1. こんにちは。

    高齢の母親が物忘れがひどくなり、結局、認知症でした、
    ですがそうとわからない時点では非常に迷惑をこうむり困り果てました。
    今思い返すと、その時に行動の原因が病気にあると気付いていれば、冷静に相対することが出来たかもしれないと思っています。

    治療薬が無く、病状の進行を遅らせるしかない現状ですので、家族で労わって行けるのが理想と思っています。

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